毒親被害者チャンネルRyoーpompom11

私の人生をつらつら書いていきます。無断転載を禁じます。

私の人生相談15

>やり取りする中で、自分がうつを発症した原因に、もう一つある事に気付きました。

それは、学校によるハラスメントです。

 

私がいた高校では、授業の進め方が常軌を逸していました。

特に英語と数学で、まだ説明すら受けていない単元を、先に自宅で自力で解いてこい、翻訳してこいと。

 

で、次の授業で生徒番号順に当てて答えさせ、教師は答え合わせをするだけです。その解説も、ものすごい早口で、一方的に喋って終わりです。問題が解けていないことが分かると、恥をかかされる仕組みになっていました。

 

このパワハラじみた指導方針を、学校の多くの先生がまるで良い事のように支持していました。担任は面談で「どうや!授業速いやろ?分からんやろ?」と、まるで良いことのように自慢していました。

 

多くの教師が、生徒に適切な指導をして成長させる事よりも、授業を悪用して、全生徒に嫌がらせをすることに情熱を注いていました。私はこのプレッシャーに毎日心身をすり減らしていました。

 

そして高二の半ばにパニック症状を起こして救急車で運ばれて、そのあとはうつ症状が続きました。


その前後に、定期異動で校長が交代しました。

 

新しいA校長はもともと社会科の教師で、郷土史にも明るく、いくつかの著書を出版している研究者であり、県教委の要職を務めた人でした。

全校集会での話ぶりを聞く限り、珍しくマトモな人のようでした。

 

母があるトラブルで県教委に苦情を入れたさい、「A校長は話が通じると思うので、まずそちらに相談してください。それでダメなら教委で対応します」と言われた程でした。

 

が、狂った教師が多い学校の中で、その校長は逆に「変わり者」扱いされて孤立していきました。ストレスが重なったのか、A校長は赴任約一年で、勤務中に脳内出血で倒れて亡くなりました。

 

マトモな人が殺される、そういう環境でした。