毒親被害者チャンネルRyoーpompom11

私の人生をつらつら書いていきます。無断転載を禁じます。

四六時中何か考えている

四六時中何か考えている。

 

とりとめのないことを。

 

これは正常な範囲内なのか?それとも病気の症状なのか?わからない。分からない。

 

自分で認知するまでもなく、無意識のうちに、スマホで言えばバックグラウンドで、何かを考えている。脳が勝手に動いている。だから私は、ぼうっとすることができない。

いや、はた目からはぼうっとしているように見えるだろう。しかしそんなとき私は、無意識下に意識が引きずり込まれているのだ。脳全体が、無意識に支配されてしまうのだ。

 

過去の事をぐずぐず考える習慣は、母によって植え付けられた。何か母の気に食わないことをしたときに「だから言ったやろ!」「反省し!」と、過ぎ去ってどうしようもない事柄について、執拗に攻め立てられた。視点が常に過去に立っている。母の責め口調は、あたかも過去に戻ってやり直して来いと言わんばかりの言い方だった。

 

よく暗い部屋に反省しろと言って閉じ込められ、一時間くらいを過ごした。何を反省すればいいのか分からない。母は「反省しろ!反省しろ!」いうばかりで、何をどう反省するのか絶対に教えてくれなかった。だから私は、反省の意味がよくわからなかった。

未だによくわからない。

 

強いて言うなら、反省とは、記憶を過去にさかのぼって自分を責める事だ。母がその無茶苦茶な態度で私に植え付けたのは、こうした自虐精神だった。まるで日本共産党自己批判みたいだ。むかし共産党のボスは、気に食わない仲間に対して、「総括せい(自己批判しろ)」といって徹底的に精神攻撃を加えたそうだ。

この「総括」が、母の言う反省に当たるのだろう。

 

反省、という言葉をネットで調べると「振り返って考えること。過去の自分の言動やありかたに間違いがなかったかどうかよく考えること。」と出てきた。

 

なるほど、母は確かにこのようなことを私に求めたのかも知れない。しかし母は、私を閉じ込めた部屋から解放した後、何をどう反省したのか、確認することはなかった。教え諭すこともなかった。本当に母は、私を反省させたかったのだろうか?いや。ただ錯乱状態になって、私に精神攻撃を加え、憂さ晴らしをしたかっただけなのだ。私に「過去にさかのぼってひたすら自己批判する」という病的な習慣を、植え付けただけだったのだ。

 

私は、いまだにその病的に習慣に支配されている。毎日、毎朝、毎晩。これは病気になっても仕方ない。やむをえない。私が病気になった根源は、やはり母にある。母がわが子である私に、病的な思考法、病的な習慣を、力づくで植え付けたのだ。