悪魔

悪魔。

間違った子育てをしたが故に、子供が自分の思い通りに育たなくなったら、あっさりと家から追い出し、捨てる母。それが私の母です。

自分の育て方が悪かったなどとは一ミリも思わず、被害者モードに入り、目の前にいる自分にとっては子育ての失敗の象徴ー私ー邪魔な存在ー目障りな人間、を消去しようとする。

親の風上にも置けない卑劣な悪魔。それが私の母です。

私には、母の精神構造が全く理解できない。家事をせず、不衛生な家に住ませ、子供をいじめまくり、自信を失わせる一方で、自分の子育ては完璧だと思い込み、子供は有名大学に行き、世間体のいい職業に就くという妄想を膨らませていた。

めちゃくちゃな子育てをしておいて、どこをどうやったらマトモに育つと思っていたのだろうか？私には分からない。

自分がこのような異常者に育てられたことが、悲しくてしょうがない。僕の人生を返せ。返してくれ。

どこでどう叫んでも、私の人生はもう取り返せない。楽しい学生生活、青春なんて夢のまた夢。帰ってこない。

誰も責任を取ってくれない。母のせいなのに、責任は私が負う。そんな馬鹿な、この世は地獄か。